イングリッシュマフィン

ここのところ、朝が充実している。

というのも、イングリッシュマフィンの美味しさを知ってから、今日はベーコン、明日はウインナー、ハムステーキに目玉焼き、とろけるチーズやレタスを加えてみたり、クレイジーソルトやドミグラスソース、あるいは照り焼きソースでマクドナルド風にしてみたりなど、朝が楽しくて仕方ない。

スーパーでは、精肉売り場の加工肉コーナーがお気に入りとなっているし、イングリッシュマフィンを食べるために目覚ましアラームを一時間早めている。

実はこのマイブーム、ここまで盛り上げた立役者がいる。ドリップコーヒーの存在である。初夏頃、同居人のお母さんから頂いた、一杯ごとに抽出するタイプのもので、しかし夏にホットコーヒーというのはなかなか飲まないもので。寒くなってきてこの存在を思いだし、イングリッシュマフィンと共に朝食としたのである。これのなんとも相性のよいこと……。名の知れていないメーカーのコーヒーで、あまり主張がなくすっきりと飲める。お腹のなかでイングリッシュマフィンがコーヒーを吸収して満たされ、カフェインによって頭がしんと冴える。

なかなかの名コンビが誕生してしまった。

しばらくは朝の時間を共にすることになりそうだ。